ロールプレイ・I=D・誘導成功砲撃開始

ここは陣地。いままさにI=Dによる曲射砲撃が開始されようとしていた。
「全面的に背水の陣だな。」藩王GENZがぼやく。「なんだ、いつものことじゃないですか 。それに今回は新型がある、いつもよりゃマシですよ」松本裕也が笑って言葉を返す。それは、いくつもの死線を超えてきたものたちだけが見せる笑みだった。
 パイロットの一人、沙崎絢市のヘッドセットに通信が入った。「こちら沙崎、……了解した、これより砲撃を開始する!」「こちら沙崎、全員聞いてください、キギさんからの最期の連絡です、所定ポイントに目標を誘導完了、攻撃を開始されたし!」
その言葉を聴いた瞬間、皆が一瞬静まった。その意味を理解したからだ。
しかし、一瞬の後元に戻る。なすべきことが何か、皆知っているからだ。
 「よっしゃあ、いくか!全弾叩き込むよ!」雨霧緋龍がほえた。「姐さん、そんなに熱くなってはずさないで下さいよ!新型なんですから言い訳聞きませんよ!こちら松本、射撃準備よし!」松本裕也が静かに返す。「こちらジン、いつでもいいっす!…絶対当てちゃる!」ジンが興奮した声で告げる。
 GENZがゆっくりと口を開く。「よし…覚悟はいいな!全機モニターはカットしろ、照準は本体と砲身のセンサーで合わせろ!こいつの自慢はセンサーだからな!全機統制射撃戦用意!誤差修正0.6、キギ、着弾観測頼むぞ!…76ミリ砲、てぇぇぇぇっ!」GENZの命令とともに全機が一斉に全力砲撃を開始した。火を噴き続ける76ミリ砲。

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